小説や漫画・アニメなどは人気作品になるとその後、実写化されることが多いですね。
ただ、その原作が好きで思い入れがある方ほど、実写化には抵抗があるようです。
これまでもそのような傾向はあったと思うのですが、今回この「薬屋のひとりごと」に関しては特にそういう声が多く感じられました。
実際にどのような意見があるのか ネットの声を集めてみた
初めに「薬屋のひとりごと」実写化を憂う声が集まったのは、2025年12月3日付けの週刊文春(電子版)での発表後だったようです。
『薬屋のひとりごと』実写映画化》芦田愛菜(21)が主演・猫猫に決定! 壬氏役は…
引用元:週刊文春
この記事に対する、とある原作ファンの声。
薬屋のひとりごと、めっちゃ好きな漫画だからこそ 実写化はやめて欲しい……
後宮の豪華絢爛な感じを予算ケチらずに今の日本映画で出来るわけないじゃん……
引用元:https://x.com/AJS060603/status/1996082457352044712
ちなみにこの方は原作の小説も読み、アニメも観ていて
「それぞれの良さがあるとも思ってます」
との事。
それでも実写化はやめてほしいと思う理由として、再現性を疑問視しておられるようですね。
こんな意見も。
薬屋のひとりごと、芦田愛菜が主演ってキャラのイメージに合ってんの?
というか何でもかんでも実写化するのマジでやめてほしい〜
汚い大人達の金儲けの匂いがプンプンするよ〜
引用元:https://x.com/zVNjkKlxMgyK0Nj/status/1996350073152864753
週刊文春の記事では、主演の猫猫(マオマオ)役が芦田愛菜さんに決定したことを報じているのですが、この配役に納得がいかない、という声も多く見られました。
薬屋のひとりごとの実写で猫猫が芦田愛菜ってまじかよ…こういうクセの強いぐらい猫目な中国系の人想像してたのに…全然違うじゃん…
引用元:https://x.com/ikurumi_ss/status/1996198129998467141
この記事では壬氏(じんし)役は野村康太さんと報道していたようですが、いずれにせよ原作で登場するキャラクターを実在の人物が演じることへの抵抗感を持つ方は多いみたいです。
薬屋のひとりごとを実写化するならそれを演じる人達もかなりのバッシングがいくことを念頭にいれてやらないと。あの作品はアニメでしか表せないと思う。実写化のキャストに当てはまる人は3次元にはいないから。絶対にやめてほしい
引用元:https://x.com/sakura409/status/1995984098666664135
演じる俳優がそのキャラクターに似ているか、イメージが近いかというのもあるでしょうし、その俳優さんの演技力の評価もあるとは思いますが、そもそも別人格の両者を一致させようとすること自体に無理がある、という話なんでしょうね。
原作の再現性が高ければ実写化もアリ?【イメージを壊さないで!】
とは言うものの、ではキャラクターなど原作を忠実に再現できていれば実写化もアリ、という事なんでしょうか。
2026年9月3日、動画配信サービス「Prime Video」は以下の発表を行いました。
Prime Originalドラマ『薬屋のひとりごと』を芦田愛菜主演で製作し、2028年に世界独占配信する
引用元:週刊女性PRIME
これに対し、賛否はあるものの「猫猫」を芦田愛菜さんが演じる事に対しては好感を持った方も多いようです。
まず、「薬屋のひとりごと」原作者の日向夏さん。
猫猫役が芦田さんに決まったとき、「あっ、これは安心してお任せできる」と思い、実際お会いして「猫猫や!」となりました。
引用元:Real Sound
原作者に太鼓判を押されるというのは心強いですね。
その芦田愛菜さん自身も、もともと原作小説の大ファンだったとの事。
実写化で役を演じることの思いを、次のように語っておられます。
大好きな作品に携わる緊張感も多々ありましたが、原作にリスペクトして細部までこだわり抜いて一緒に考えてくださるキャスト、スタッフの皆様と共に、猫猫への、そして作品への愛を全身全霊で詰め込んだ撮影期間だった
俳優さん自身、演じる作品やキャラクターに対する理解や愛情がどれくらいあるかというのは熱の入り方も違ってくるでしょうし、自然と演技に滲み出てくるものなんじゃないでしょうか。
女優の橋本環奈さんは漫画やアニメの実写化作品に多数、出演しておられますが、
「原作に愛情が持てない作品は受けないようにしている」
との事。

芦田愛菜さんをはじめ、他のキャストやスタッフが一丸となって原作をリスペクトして制作に挑まれたとのことですので、これはこれで期待したいところですね…。
それでも実写化されてしまうのはなぜ?この叫びは届かないの!?
そもそも原作者の日向夏さんが受け入れたからこそ実写化が決定したわけですが、おそらく賛否があることを知りながらもなぜ!?
日向夏さんご自身、
小説と実写は別物
と語っておられます。
別の物になることを承知した上で、受け入れているんですね。
ぶっちゃけビジネスという面はもちろんあるでしょう。
小説・漫画・アニメ・実写とコンテンツが作られる毎に原作者にお金が入りますよね。
これはもちろんそれを製作する会社も同じ話であって、人気のある作品を自社で手がけることがビジネスチャンスにつながります。
原作をリスペクトするしないはともかく、ヒットする作品を作る為には人気のある原作にオファーが来るのは当然のことなんでしょう。
ですがそれは単にビジネス、お金だけの話ではなく、小説を読んでファンになった方もいれば、漫画から入ったという方、アニメでハマったという方それぞれいらっしゃると思います。
今回、実写化が決まったことで今度はそれまで「薬屋のひとりごと」を知らなかった方がそれを観てファンになる、という方も出てくることでしょう。
まあ、一番辛いのは小説やアニメなどでその作品に対するイメージや思い入れを強く持っている方々ということになるのだと思いますが…。
原作者である日向夏さんが実写化を受け入れているわけですし、その日向夏さんがいなければそもそもこの作品は世に出ていないということになるので…。
私たちも広い心を持って新たな「薬屋のひとりごと」に出会うファンを温かく出迎えることができれば、と思う所存です。

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