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藤井風が方言をそのまま歌にする理由とは?岡山弁の歌詞の評価は…

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「藤井風、いいよ~。」

私の妻がすごく推しているその人のことを私は全く知らなかったし興味も無かったのですが、何となくYouTube動画で彼の歌を聴いてみました。

 

それからしばらくの間、彼の動画を次から次に視聴している自分がいました・・。

その後、テレビでも、彼の姿をたまたま目にしました。

がっつり、方言丸出しでしゃべっていましたね。

彼の歌でも、普通に方言が使われています。後で知ったが、岡山弁だとのこと。

その後、ちょっとした疑問が頭に残りました。

どうして藤井風は、方言をそのまま歌にするんだろう、と。

 

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藤井風が岡山弁をそのまま歌詞にして歌うのはなぜ?

まず考えられることとしては、ずっと地元で育った彼にとって、これはごく自然な事だと思われます。

藤井風さんは2020年9月22日に出演したテレビ朝日“報道ステーション”で語っておられたように、

「親が別に東京なんか出んでええ言うから出んかったし」、

「岡山はもうほんま20年以上、一歩も出んくらいの覚悟で」育ったそうです。

インターネットもあったし、(東京とか)どこかへ行ったから何かできるというわけではない、という考えだったようですね。

地元にいれば、家族や友達とも地元の方言で話すでしょうし、自分の気持ちや感情を一番表現し易いのはやはりそのような言葉だと思います。

もちろん藤井風さんが方言である岡山弁でしか話せないというわけでは無いでしょうし、「きらり」「青春病」など、東京弁(標準語)の歌詞の歌も作っておられます。

それどころか、独学で身に付けたという英語もネイティブ並みと言われるほどですので、岡山弁・東京弁・英語をそれぞれ必要に応じて使い分けている、ということなのだと思います。

ただ、それでも残る疑問があります。

私などは田舎生まれの田舎育ちでして、東京など都会に対して自分は田舎者だというコンプレックスがずっとありましたし、テレビの取材で地元の人がインタビューされている映像を見た時なんかは、その人が方言丸出しでしゃべっていることがとても恥ずかしかったりしました。

ある程度の年齢になって地元を離れ、言葉もいわゆる標準語に近いものを話せるようになったことで、ある種の優越感のようなものを感じていたと思います。

藤井風さんは、デビュー曲の「何なんw」から早速、岡山弁の歌詞を使っておられます。

例えそのほうがより伝わるものがあったとしても、別に標準語で歌詞を書いても良かったと思うのですが・・。

私が感じていたようなコンプレックスのようなものは彼には無かったのでしょうか?

 

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方言がダサいとか、恥ずかしいとは思わなかったの?

私のように感じている方もいないわけでは無さそうです・・。

藤井風良いよねー!! 方言出てると思わんかった恥ずかしいwwww

引用元:https://twitter.com/WpFku/status/1497148502853697536

サビは方言で少し恥ずかしい

引用元:https://twitter.com/tamiya_miya9110/status/1360777347675267072

めっちゃ嬉しい!! 藤井風くん見て、全部方言もええなぁ。って思ったんだけど、なかなか恥ずかしい(笑)

引用元:https://twitter.com/kiraboshi7_0422/status/1296290766088699906

藤井風さん自身が、方言を話すことについてどう考えておられるのかについて語った記事等は見当たりませんでしたが、少なくとも

「恥ずかしい」

とは全く思っていないようです。

それくらいごく自然に岡山弁で話していますし、ごく自然に歌詞として使っておられます。

それは、先述した

「親が別に東京なんか出んでええ言うから」

というお父さんの言葉の中に、

「田舎よりも東京が格上などということは一切無い」

という価値観が感じられますし、ご本人もそのような認識で育って来られたからだと思います。

だとすれば、地方の言葉=方言は恥ずかしいものなどではなく、岡山弁・東京弁・英語などの中の一つに過ぎないだけであって、それらを使うのにふさわしい言葉を選んで使えばいいだけの話だ、と。

小学生の終わり頃からユーチューブでピアノ演奏の発信をしていた彼にとってはすでに世界全体が視野に入っていて、東京なんてその中の一つの街に過ぎない、という意識だったのかもしれません。

そして、そんなことよりもっと大切なことは、彼が音楽をやる動機です。

誰かがちょっといい気分で人生を送れたりするために、音楽をやっとるようなもんなんで」

そう語る藤井風さんにとっては、どうすればより良い歌が届けられるのか、そういう思いだけでいっぱいなのでしょう。

 

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結局、岡山弁で書かれた歌の評判はどうなの?

結論から言うと、現在、藤井風さんの人気が爆発していることが示しているように、とても好評のようです。

ピアノもも、可愛らしい方言も歌い方も歌詞も曲もぜーんぶ好きです!

引用元:https://twitter.com/jasmine16376105/status/1448661745577259019

藤井風、結構方言出す歌出すから好き

引用元:https://twitter.com/DJ_Kamikaze___/status/1436295243020726272

彼の音楽的才能は疑う余地もないのだけれど、このライブに接して最も印象に残っているのはMC時の岡山弁?の魅力。方言をここまで刺激的にしかも心地良く聞かせてくれるミュージシャンは鮎川誠以来!

引用元:https://twitter.com/rousseau96311/status/1434891591483740163

藤井風さんが使っている方言がたまたま岡山弁だったわけですが、その岡山弁がかわいい、という声も多いようですね。

東京弁だと、言葉の意味としては一番伝わりやすいのかもしれませんが、あえて方言を使うことで、同じことを言ったとしてもちょっと優しい感じになったり、柔らかさが出たりと、そういうメリットもあるようです。

藤井風さんもきっとそのような効果も考えた上で、方言を使っておられるのかもしれませんね。

それに、歌詞ってちょっと

「あれ?今何て歌ってた?」

という箇所がたまにあったりするほうが、気になって逆に印象に残ったりしますしね・・。

彼がどこまで意識して岡山弁を使っておられるのか分かりませんが、結果的に全部いい効果として表れている、そんな気がしないでも無いですね!

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