霜降り明星の粗品さんと言えば毒舌の“ディスり芸”、相手が先輩だろうと大物だろうと関係なく呼び捨てにしてディスっているイメージですよね。
最近では、元雨上がり決死隊の宮迫博之さんを徹底的にディスりまくっているようです。
よっぽど宮迫さんのことが嫌いなんでしょうか？もしくは、何か他に意図があるのか？
真偽の程を探ってみたいと思います。
粗品が宮迫をディスりまくる理由！やっぱり嫌いなの？
粗品さんが2024年4月12日放送のフジテレビ系「酒のツマミになる話」に出演した際、
「ユーチューバーって面白くない」という話をしていたようです。そして、
「芸人なのに『ユーチューバーおもろい』言ってるやつも、めっちゃ嫌い」だとの事。
大悟が「おる？ そんなやつ？」と首をかしげると、粗品は「僭越ながら宮迫（博之）とか」とキッパリ。
引用元：東スポWEB
・・やっぱり嫌いみたいですね。
粗品さん自身もYouTubeはやっておられますが、あくまで芸人がYouTubeをやっているだけだと。
似た事のようですが、そこにはプロの芸人としてのこだわりがあるんですね！
また粗品さんは、とある日の自身のYouTubeチャンネルで、宮迫さんが新たに開始するサービス
「宮迫顧問制度」
をネタに、トークを進めて行きます。
宮迫さんと言えば、現在は退社されていますが粗品さんが所属する吉本興業の（かつての）先輩に当たりますし、年齢も宮迫さんのほうが上です。
ですが粗品さんは「宮迫」と呼び捨てにしつつ、その“顧問制度”についてバカにした口調で
「何を教わんねん こいつに」
「宮迫が人に教えれるお笑いの事は一つも無いなあ～」
「高すぎるなあ～ 月50万円？」
などと、言いたい放題。
「ここまで言っちゃって大丈夫なの？」
と、観ているこちらが心配になるほどです。
なぜ、粗品さんは宮迫さんに対してそこまで強く当たるのでしょうか？
粗品さんは2024年1月に更新した自身のYouTubeの中で、次のように語っておられます。
「僕が人をディスる時って、ほぼほぼ何か因縁ある時なんですよね」
「自分が直接何かされたか、もしくは俺の大切な仲間とか後輩とか仕事仲間、スタッフがすごいいじめられたとかこんなことされたみたいなので、俺が仕返しにやってるっていうのがほぼなんです」
引用元：スポニチアネックス
宮迫さんの場合で思い当たるとすれば、やはり「闇営業問題」の件でしょう。
その騒動に巻き込まれ、苦戦する後輩芸人たちを尻目に、宮迫さんは吉本の契約解除から半年後にはYouTubeの活動を開始しています。
「宮迫くんの闇営業のせいで仕事とかもなくなってるし、むかっ腹たってますよ、後輩は」
引用元：ライブドアニュース
粗品さん自身を含め、後輩芸人たちの気持ちを代弁したかったのでしょう。
また、最初に挙げた「宮迫顧問制度」の動画の中では、他に宮迫さんのＭＣとしての能力にも言及されています。
「ＭＣとして終わってるやろ」
「全くチームとしてのお笑いできてないよ？独りよがりな自分で笑い取りたいだけやん」
「後輩が頑張って喋っててウワァーってトークウケてる、その後輩の話さえぎって自分の笑い優先して…」
と、手厳しく語る理由として、粗品さんはお笑い自体にもそうですが、お笑い番組などで重要な立ち位置のＭＣの役割などにも大変こだわりがあるみたいですね。
宮迫さんが起こした騒動や、お笑いに対する姿勢の違いなどが粗品さんが宮迫さんを嫌いな理由だと思われます。
ただ「嫌い」なだけなのか「ディスり芸」としての戦略もあるのか？
とは言え、それらの理由でただ感情に任せて「宮迫ディスり」をしているんでしょうか？
2024年6月2日に行われた「Yogibo BOOM TOKYO 2024」というフェスでMCを務めた粗品さんは、冒頭で
「TikTokで配信をしているみたいだけど、『宮迫見てるか～？』」
引用元：日刊スポーツ
と、呼びかけたとの事。
宮迫さんは、ユーチューバーのヒカルさんとコラボして配信する動画の中で、粗品さんに対して負けじと応戦しているんですね。
でもこれってショーとしてのプロレスみたいな要素もある気がします…。
この２人のバトルに関心が集まり、ネットニュースなどメディアが取り上げることで広く認知されて結果的には宣伝になるわけですよね。
特に宮迫さんとしては、自身が経営する牛宮城などの集客をするためにも、何かしら話題になったほうがいいのは間違いありません。
ですが未だ地上波テレビには復帰できていないですし、YouTubeのチャンネル登録者数も伸び悩んでいるとの事。
糞味噌に叩かれることは決して面白いはずはありませんが、話題になってくれればありがたいはず。
宮迫さんは4月18日、自身のYouTubeチャンネルの中でこの件に触れ、次のように語っています。
「名前を出してくれるっていうこと自体が、すごく感謝だし、ありがたいと思っています。私は5年以上、地上波には出ていませんので」
引用元：日刊サイゾー
実際、宮迫さんのその動画は最近の10倍以上の144万回のアクセスがあったそうです！
少し前までは、「迷惑系ユーチューバー」が結構いましたね。迷惑なことをして騒ぎを起こして話題を集めるという…。
そんなことをしてまでアクセスを集めたい人たちがいるわけですから、それを誰かがやってくれるとしたら確かにこんなありがたい話は無いのかもしれません。
このように話題になることは、粗品さん自身にとってももちろんメリットだと思いますが、「嫌いな」宮迫さんにもこうした影響があることを見越した上でやっているのでしょうか？
もしそうだとすれば、めちゃめちゃいいヤツだと思うのですが…。
宮迫以外に粗品がこれまでディスった相手は誰？どんな因縁が!?
では、宮迫さんの他に、過去に粗品さんからディスられた相手は誰がいて、どんな因縁があったのか見てみましょう。
まずは3時のヒロイン・福田麻貴さん。
「テレビに出ている芸人の中で一番面白くない」
とまで言われてしまいました。この二人の間に何が・・!?
「M-1優勝後のシンパイ賞のネタ番組でヤバい絡みされた」と切り出し、「とにかく霜降り明星の好感度が下がるだけでなんのオチもない。全然スベりながらこう絡んできて」
「ウワーってやり合う予定やってんけど、なんか意外に引かれて。『いやいや、ちゃうねん、ちゃうねん』みたいな。いやぁ、おもろならんなぁみたいな」
引用元：dmenuニュース
「実害被ってますね」とまで語る粗品さん、別に何かされたというわけではないみたいですが、とにかくうまく嚙み合わなかったみたいですね。
ですが一連のやり取りがメディアに取り上げられたことで、結果的には福田麻貴さんも注目されることとなりました！
次に木村拓哉さん。
木村さんは身長を176センチメートルと公称されていますが、粗品さんはこのように。
「俺が一回フジテレビで挨拶無視された時に、この距離でキムタクと目合ったけど、そん時の俺の首の角度が、せいやと目合ってる時より下やったなぁ」
引用元：YAHOO!ニュース
ちなみにせいやさんの身長は163㎝だとの事。まあどこまでホントかは分かりませんが、挨拶しても返事してくれなかったことを根に持っているようですね。
次は中央競馬の藤田伸二元騎手。
粗品さんは、万馬券を的中させた払戻金2400万円を能登半島地震の被災地に寄付したのですが、
藤田元騎手から「金額まで伝えて稼いでる自慢…こう言う奴は嫌いだ」などコメントされていた。
引用元：日刊スポーツ
その後、藤田伸二元騎手がススキノの繁華街で男性に暴行を働いた疑いで逮捕された件を受けて
「粗品の呪い」
とコメントを付けてXを更新されていました。
粗品の呪い pic.twitter.com/NETZ5XjZnt
— 粗品（霜降り明星） (@soshina3) January 18, 2024
続いてはKing&Prince（キンプリ）。
ゲーム実況を行うなか、Ｋｉｎｇ＆Ｐｒｉｎｃｅ（キンプリ）が永瀬廉と高橋海人の２人になったことを最近知り「今の状態のキンプリ誰が見るねん」「名前も出てこないし」などとディスった。
引用元：東スポWEB
粗品さんは仕事でキンプリと絡むことなんてあまり無いでしょうから、特に因縁などないみたいですね。
その後、キンプリの高橋海人さんと有村架純さんの熱愛報道を受けて、高橋海人さんを擁護する発言をされています。
「これ結構誤解されがちなんですけど俺キンプリ嫌いじゃない」と断りを入れつつ、「ティアラはちょっと苦手かな」とファンに多少の反感を持っていることも明かした。
引用元：ライブドアニュース
ですのでこれは、キンプリというよりもティアラ（キンプリファン）に向けたものでもあるのかな、という気がします。
と、まあ他にも多くの人をディスっているみたいですが、このくらいで。
粗品さんの“ディスり芸”は、過激すぎて賛否別れるのは当然でしょうね。
受け入れられない人には絶対ムリだと思います。
ただ粗品さんを含め毒舌キャラの方々は、「多くの人たちが漠然と感じているけど口に出せない」事をズバズバ言ってくれるということでファンになる人も出てくるのでしょう。
まあ、私もよく理解できてない面がありますけど、粗品さんって奥が深いのかな…？
これだけ毒舌で「宮迫」とか呼び捨てにしつつも、相方のせいやさんに対してはいまだにちゃんと「さん」付けですしね！
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