歌舞伎役者の中村芝翫（しかん）さんの不倫報道を度々、耳にしますね。
2024年4月5日の記事では、
2年ぶり4度目の不倫がキャッチされた
引用元：NEWSポストセブン
との事。
いや、4度目って・・。
奥さまの三田寛子さんが、それでも離婚しないのはなぜなんでしょうか？
三田寛子が離婚しないのは成駒屋の女将としての職責を果たす為？
まず考えられる理由としては、三田寛子さんが成駒屋の女将だから、ということですね。
江戸時代から続く歌舞伎役者の屋号であり、成駒屋８代目・中村芝翫という大名跡を継いだのが、三田寛子さんの旦那さまです。
また、世襲が当たり前の歌舞伎界にあって、当然のごとく三人の息子さん達も歌舞伎役者となられています。
歌舞伎役者と結婚した女性の事を「梨園の妻」と言いますが、さまざまな役割があるとの事。
梨園の妻の役割の一つは、ごひいき筋のお客様へのあいさつです。歌舞伎界では公演の初日と最終日にあいさつを行うというしきたりがあります。
他にも歌舞伎界には多くのしきたりがあり、歌舞伎役者にはスケジュール管理が欠かせません。歌舞伎役者が演技に集中できるように、細やかなスケジュール管理を行うなど、秘書のような役割を担うこともあるでしょう。
着物の整理、セリフの書き抜き、台本や資料の整理、夫や子どもの送迎など、サポートが多岐にわたる場合もあるようです。
加えて、梨園の妻には歌舞伎界の知識はもちろん、茶道や華道・習字・マナー・料理などさまざまな作法の習得が必要になります。格式が重視される世界だからこそ、求められるものも多いといえるでしょう。
引用元：＠DIME
うわ、めっちゃ大変そうですね。
こんなに大事な役割を担っている三田寛子さんが離婚していなくなってしまうと、確かに大変なことになりそうです。
中村芝翫（当時は橋之助）さんの最初の浮気が発覚したのは、2016年9月。
翌10月には成駒屋の大名跡・芝翫を襲名するという直前の、タイミングとしても最悪だったようです。
この時の三田寛子さんの対応が称賛されました。
一生懸命に夫の「不徳の致すところ」をわび、１０月に襲名披露興行を控える橋之助について「ここからが彼の男として人としての見せどころ」と叱咤激励をすることも忘れず、３人の息子たちのためにも夫婦で頑張っていくこともアピール。
梨園の妻としてパーフェクトに謝罪する一方、ほんわかキャラの三田らしく「私も（謝罪会見が）初めてでちょっと声がうわずって、緊張しております」と説明したり、離婚について「ないで〜す！」とアイドル時代のさわやかな笑顔。謝罪会見でありながら報道陣がほほえんでしまうような隙も見せ、芸能界のご意見番たちから絶賛されるのもうなずけた。
引用元：サンスポ
歌舞伎役者の妻になるということで、もしかするとある程度はこのような事も覚悟されていたのかもしれませんが、だとしても誰にでもできる対応ではありませんよね！
その甲斐あってか、翌月には無事親子4人揃っての襲名を果たされました。
出典：徹子の部屋
このように、成駒屋の女将として立派に責務を果たしておられる三田寛子さんですが、ひとたび歌舞伎役者の妻となってしまえば、何があっても離婚などせず耐えなければならないのでしょうか？
もちろん、そんなことはありません。
過去には、女優の浜木綿子さん、フリーアナウンサーの近藤サトさん、竹内結子さんなどそれぞれ歌舞伎役者の夫と離婚しています。
三田寛子さんはご自分の役割をよく理解されているのだとは思いますが、あくまでそれは歌舞伎という仕事の上での話であって、家庭の問題とはまた別のはずです。
だとすれば、三田さんは成駒屋の女将という職責を果たすために、愛情も無くなった夫と離婚せずビジネス夫婦を続けているということなのでしょうか？
中村芝翫と三田寛子は愛情の冷めたビジネス夫婦に過ぎないのか
8年ほどの間に4度も浮気を繰り返す中村芝翫さんはともかく、三田寛子さんは夫に対してもう愛情は無いのでしょうか？
確かに、普通に考えたらとっくに冷めていたとしても不思議ではありませんよね。
ですが、過去にこんな話が。
三田寛子さんは結婚して以来3年間子供ができずに、不妊治療をしていたそうです。
名家の跡取りを残さなければいけないプレッシャーの中、4年目にやっと妊娠されたのですが、流産してしまったとの事。
この頃、三田さんは精神的にも追い込まれて誰にも会えないほどだったのですがそんな時、誰よりも支えてくれたのが芝翫さんだったそうです。
絶望にさいなまれていた私を、主人が優しく、愛情を持って支えてくれた。このとき、この人と一生添い遂げると誓ったんです
引用元：週刊女性PRIME
ただこれは、中村芝翫さんの2度目の不倫が発覚した頃の話。
このように話しつつも、実際はかなりショックを受けていたようです。
2021年12月には3度目の不倫報道があったのですが、その後2022年5月頃にはついに別居したという報道が。その理由について三田さんはこう語っています。
細かく説明するような話ではないんですけど、お隣の家がリフォームの工事中で地響きが凄くて、主人が家にいたら気持ち悪くなっちゃったみたいで。工事は8月末までとのことで、そのまま別宅にいるようになったんです。息子2人がコロナにかかっちゃったこともありましたし
引用元：週刊女性PRIME
ですが工事が終わった後も、今日までずっと別居状態が続いているとの事。
最近では、三田さんの行動にも変化が出てきているようです。
2023年10月4日に出演した生放送ラジオ「パンサー向井の＃ふらっと」では、
髪形を変えたことを明かし、「もう1〜2回恋愛できそう！」と告白。
引用元：女性自身
そして2024年5月24日には、自身のインスタに以下の文章と共に、下着のコレクションの写真を投稿されています。
《ブラジャーのリサイクルを知って整理しようかなあと引き出しの中を眺めていました。実はランジェリー集めが好きで、きっと毎日かえても一年過ごせそうでいつの間にやら4段の引き出しの中一杯になっていて出番もなく箪笥の肥やしになっている》
引用元：女性自身
この件については、5月29日放送の「パンサー向井の＃ふらっと」の中で、“謝罪”という形で触れておられます。
三田さんとしては決して何か変な意味ではなく、
「エルメスのスカーフを集めるつもりで」自分が着用するのではなく、あくまでコレクションとして集めていただけ、との事。
ですが、いずれにしてもこれまでの三田寛子さんのイメージからは思い浮かばない言動のように思われますね。
何か心境の変化があったのでしょうか？
「三田さんはもともと『夫婦は生涯添い遂げるもの』と言っていたお父さんを悲しませたくない思いが強かったといいます。そのお父さんも今夏、急逝しました。（梨園関係者）
引用元：女性自身
お父さんが無くなったことが影響しているのかもしれません。
三田さんはどんな家庭環境のもとで育ったんでしょうか。
離婚しない理由を三田寛子の育った家庭環境から分析してみた
とある芸能事務所の社長によると、三田寛子さんは祖母や父から厳しくしつけられていたとの事。
三田の実家は曽祖父が創業した由緒正しい染物店だった。しつけには特に厳しい父だったと三田はインタビューで語っている。
《「人前では絶対に泣いてはいけない」が口癖。女の子はすぐ泣く、それは卑怯で狡い（略）と、正座させられて延々と説教されました》（『週刊現代』’17年12月16日号）
口答えしたときは平手で容赦なく顔をたたかれ、鼻血が飛び散ったことも。そのため、三田は人前で泣いた記憶がないという。
引用元：女性自身
ですが、三田さんは大のお父さんっ子だったそうです。
苦労して自分を育ててくれたことにとても感謝の気持ちを持っていて、実家の染物屋がオイルショックの影響を受けて廃業してしまった後、お父さんはタクシー運転手に転職し、深夜に働いていたとの事。
お母さんは老眼鏡をかけて内職をしていて、そんな両親の姿を見てきた三田さんは芝翫さんと結婚することが決まった時、このように伝えたそうです。
『2人のように何があっても幸せになれる、一生を共にしたい相手ができた』
引用元：女性自身
芝翫さんが何度も浮気をし、別居するような現状だったとしても、そう簡単には離婚は考えなかったのでしょう。
きっと三田さんのご両親は、仲が良かったんじゃないでしょうか。だからいろいろあったとしても、両親のように最後には一緒に笑っていたい、そんな思いがあるんじゃないかな、と。
そして3人の息子さん達にも、できればそういう姿を見せたいと思うんですよね。
ですが、
「女遊びは芸の肥やし」
という名目で、女性関係に奔放な環境のもとに育ってきた中村芝翫さんには、三田さんのそんな思いは伝わらないのかもしれません。
父・芝翫は橋之助ら息子をキャバクラに連れていき、「女遊びは芸の肥やし！」と熱弁することもあったほど、フレンドリーな親子関係を築いてきた。
引用元：東スポWEB
2021年には、長男の橋之助さんも芸妓さんとアイドルとの二股交際報道がありました。
そんな橋之助さんでさえ、父の芝翫さんの自覚のない行動に、
「もういい加減にしてください」
と意見したとのこと。ですが、
梨園の世界で父親は芸の師匠であり、意見を言うことさえ許されない絶対的な存在
引用元：NEWSポストセブン
であり、「立場をわきまえろ！」と逆に怒られたのだとか。
女遊びなんて当たり前、という環境の下で育った息子さんたちの立場も複雑なんでしょう。
それでも、芝翫さんのそのような行動により苦労する三田さんの姿を目の当たりにして、きっと思う所があるに違いありません。
せめて今後、息子さんたちが三田さんを悲しませないような人生を歩んでほしいなと願いつつ、今回はこの辺りで失礼します。
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