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【分かりやすく解説】おこめ券を配布しない代わりに何かもらえるの?

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お米…高いですね。

我が家では1年以上前に5㎏を確か2700円くらいで「高いな~」と思いながら買ったのが最高値で、その後はふるさと納税や備蓄米等で切り抜けてきました。

スーパーなど行くたびにお米のコーナーを覗いてますが、近頃では新米を中心に品数や種類は豊富に並んでいます。

ですがやっぱり高くて新米などには手が出ません。次はカルローズ米かな…。

なんて考えていたところにおこめ券配布関連のニュースをちょくちょく耳にするようになりました。

物価高対策ということでおこめ券が配布されるのかなと思っていたら、市区町村など地方自治体は反発しているとの事。

どうやら、手間や経費がかかって大変ということみたいですね。

でもそうなると、おこめ券がもらえない…。

もらえるものは、もらいたいんだが。

それともその代わりに、何かもらえるんでしょうか?

 

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おこめ券の代わりに何かもらえる?そもそもどういう仕組みなの?

おこめ券を配布しない、という決定をした自治体の場合でも代わりのものはもらえます

「おこめ券」ばかりが話題になっている感じですが、政府が決定したのは

“重点支援地方交付金”を増やす

という事のようです。

この「重点支援地方交付金」って、使い道は各市区町村などの自由なんですね。

ということは、商品券や現金等でもOKということになります。

だったら別におこめ券でなくても、むしろ現金が一番いい!何にでも使えるし…。

ただ、今回の「重点支援地方交付金」の増額について、政府の意図としては

物価高対策としてお米など食料品の購入

に充ててほしいという事のようです。

現金だと、余裕がある場合使わないで貯金したり、違う用途で使う人とかでてきますよね。

まあ、もらったものなので使い道は自由なんですが、そうするとその地域の経済の活性化につながらないという側面がでてきます。

そういう意味では、地域限定の商品券やクーポン券などが一番ふさわしいということになるのかもしれませんね。消費者としては必要な食料品や日用品を地元のお店で買う。お店は売り上げが上がる、と。

ですが、それが「おこめ券」となると、用途がかなり限定されてしまいます。

日本人の主食とは言え、中にはパンや麺類が主食の方もいらっしゃるでしょうし、実家や知り合いの方が米を作っているから必要ない、という方もいるでしょう。

ましてやニュース記事の中にあったように、手数料が引かれて実際に使える金額が減ってしまうとか、経費がかかってその分も税金から負担するとか、そういったことを考えると確かに「おこめ券」を配布する必要性に疑問を感じるというのも頷けますね。

とは言うものの、最終的に何を配布するかは自治体の首長さんや議会の方々の決定に委ねることとなります。

 

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【おこめ券】配布が決まっている自治体はある?使い方は?

この記事を書いている2025年12月8日現在、「おこめ券」の配布が決定している自治体があるようですね。

その一つは、東京都台東区

台東区は、11月21日の「重点支援地方交付金」の拡充が決定される前の9月26日に、すでに区内の対象世帯に対して「配布のお知らせ」はがきを発送しています。

出典:台東区

重点支援地方交付金が拡充されて、政府からおこめ券の配布を推奨されたから、というわけではなく、あくまで「区独自の生活支援策」としての決定との事。

ちなみに、おこめ券とは言っても米以外の商品の購入に使えるケースもあるようです。

台東区内のディスカウントストア「多慶屋」ではコメだけではなく、日用品や衣類など、店内すべての商品におこめ券が使えます。

引用元:テレ朝NEWS

そう言えば図書券(今もあるのかな?)を使う時も、本だけしか買えないのかと思っていたら、店内にあるお菓子なんかも買えると知ってちょっと嬉しかった事を思い出しました。

おこめ券を使う場合は、事前にお店の方にお米以外にも使えるのか聞いたほうがいいですね!

次に、大阪府豊中市

こちらは「令和7年11月28日議決」とありますので、今回の重点支援地方交付金の拡充決定後、早急に対処したという印象です。

豊中市は、おこめ券配布以外にも「プレミアム付きデジタル商品券」や「子育て応援ポイント」などを受け付ける支援策も行っているようです。

どんな形が市民に喜ばれるのか、行政の腕の見せどころという感じですね…。

 

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おこめ券【配布しない】方針の自治体はどこ?その理由とは!

では逆におこめ券を配布しない方針の自治体はどこがあるのでしょうか?

その一つは、東京都江戸川区

江戸川区では、低所得者世帯を対象に現金給付を行う方針だとの事。

おこめ券ではなく現金給付にした理由について、江戸川区役所のある職員の方は

「コストを下げられる」

と語っておられます。

他の区の担当者の方々も、同じような考えのようです。

「『おこめ券』は前例がないので、いざやるとなっても色々大変なことは想像される。今のところ現金給付という形が、以前やったノウハウもあるので実行しやすい」

「(おこめ券は)事務負担や手間がかかるだろう。現金給付は以前やったことがありスピード感はある」

引用元:テレ朝NEWS

田舎者の私からすると、東京あたりは人口も多くてこういった事務作業の手間も半端ないイメージですね。もちろん東京に限らない話だとは思いますが…。

大阪府交野市の山本市長は、

「おこめ券の選択肢は、市長としては選んではいけない選択肢」

とまで明言されています。

その理由としていくつか挙げておられますが、その一つとして

500円のおこめ券で実際に使える金額は440円

だからと言うもの。

うち12%は手数料として業者さんのほうに行っちゃうんですね。まあ、確かにちょっと悔しいというか、使えるなら満額使いたいですよね。

その他は、まだ検討中という自治体が多いようです。

国から支給される交付金ですからある程度、国が推奨する用途に沿った方がいいんでしょうけど、実際の現場や市民の声などを考えると難しいところなんでしょうね…。

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