先日、「バイトをクビになった」というへずまりゅうさん。
働く気が無くなって、生活保護の受給を申請したのですが却下されたとのこと。
やっていることはメチャクチャなのですが、一定数のファンがいるようで、先月はずっと以前からファンだったという女性と婚約したそうです。
なぜ、一部のファンに人気があるのか?
という素朴な疑問について考えてみました。
へずまりゅうのファン、「自分ができないことをやってくれる」
「へずまりゅうの大ファンです。 なんでかっていうと〜〜 彼はヤラセ抜きなんですよ。例えば再生回数の多い動画、架空請求業者に電話してみた!やボッタクリバーに潜入してみた。などヤラセがどんどん発覚し大問題になってます。しかし彼の場合はいきなりパチンコ屋や洋服店に突撃しメントスコーラをお願いします!と言ってます。訴えられるのがヤラセでない証拠です」
引用元:Yahoo!知恵袋
「やらせ」で記憶に新しいところでは、人気YouTuberのヒカルさんが、ぼったくりバーに潜入したり、閉店セールの店の在庫を買い占めて本当に閉店するのかという動画がやらせだったということが分かりました。
それに対して、へずまりゅうさんはガチで、そこが面白いということのようですね。
ある大学生の声:
「コロナはちょっとと思うけど、あれだけできるのは大物の証。いつも色々やってくれるから見ていて楽しみ。もっと色々やってほしい」
「傍若無人に好き放題やっているところが好き。普通の人はできないことをやっているのがいい」
ある20代男性の声:
「へずまりゅうが好き」
「コロナもわざとうつしたんじゃないと思うし、見ていて面白い」
自分ができないことをしてくれているのが面白い、ということのようです。
参議院の山口選挙区での補欠選挙に立候補した際には、6809票が彼に投じられました!
そして、へずまりゅうさんが好きという人は若者が多いようです。
このことから私は、今という時代の閉塞感の表れのようなものを感じます。
若い人たちが、面白いことがない、将来に希望を感じないという中で、何かそういった壁のようなものをぶち壊したい。
自分にはできないけど、自分の代わりにそれをやってくれている、そのように感じているのではないか、と。
へずまりゅうさんは、現在YouTubeアカウントが停止されているのですが、過去には最大で10万人近くチャンネル登録者がいたそうです。
チャンネル登録をしている人たちが、みんなへずまりゅうさんのファンだとか、好きだというわけではないとは思います。
単に、「動画を観たい」というだけかもしれません。だとしても、興味がある、気になっている、面白そう・・ということなのでしょう。
へずまりゅうの迷惑行為、人気・面白ければいいというわけではない
とは言え、へずまりゅうさんが実際に数多くの迷惑行為、そして犯罪を犯しているのも事実です。
スーパーで会計前の魚の切り身を食べるなどの事件で、執行猶予付きですが有罪判決を受けています。
へずまりゅうさんの実家は、両親と祖父母がいるみたいなのですが、ガラスが割られたり、壁に落書きを去れるなどの嫌がらせを受け、近所の人たちからも迷惑がられているとか。
コロナ禍でも、陽性であるにもかかわらず、マスクをせずにいろんなところへ行って多くの人たちにコロナを感染させてしまったようです。
交差点の真ん中に布団を敷いて寝たりとか。
自分に関係無ければ、「面白い」で済んでしまうのかもしれませんが、例えば私が彼の親や親族であれば、絶対に嫌ですよね。
また、彼にコロナをうつされて、会社を休んで収入が減ったり、後遺症が残ったりしたら彼を恨むと思いますし。
交差点で布団を敷いて寝られたことで、交通渋滞が起きて、何かにギリギリ間に合わなかったかもしれない。
一部のファン達からは支持を受け、人気、収入を得てやっているのだと思いますが、その迷惑行為によって犠牲になっている人たちがいるという事実は決して忘れてはならないと思います。
ただ、それらの迷惑行為をしたことを、反省してやり直すことができるのであれば、もちろん今からでも遅くないと思います。
両親の反対を押し切ってへずまりゅうさんと婚約した女性の方を幸せにするためにも、ご親族の方々にこれ以上迷惑をかけないためにも、それはこれからの彼の歩みにかかっています。
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