2022年末の紅白歌合戦、初めての司会に抜てきされた橋本環奈さんの堂々たる進行ぶりが見事だと話題になりましたね。
紅白歌合戦と言えば、一年の最後の締めとして注目される番組ですし、出演される方々も大御所の方々だったり、そうそうたるメンバーです。
その番組の司会なんてことになったら、一挙手一投足が注目されることになるわけですし、緊張しないわけがない・・はずなのですが、橋本環奈さんは緊張しないようなのです。
本当に緊張していないのか、だとすれば緊張しないでいられる理由とは何なのか、これまで緊張したことはあったのか、など、気になったので調べてみることにしました。
橋本環奈は本当に緊張してないの!?共演者達や本人の言動を探る!
ここぞという大切な場面では、程よい緊張感は必要だと思われます。
ただそれは往々にして行き過ぎたものとなってしまい、ぎこちなくなったり、固くなりすぎてしまったりするものです。
そういう状態だと、周りの共演者たちや、視聴者などにすぐ伝わってしまいますよね。
橋本環奈さん、紅白歌合戦のリハーサルの段階ではどんな状況だったのでしょうか。
橋本さんの“強心臓”ぶりは、本番前日のリハーサルでも共演者たちも“証言”していた。共に司会を務める大泉洋さんが「環奈ちゃんの落ち着きは異常。横にいたけどもうちょっと緊張したらどうかと思った(笑い)」と言うと、スペシャルナビゲーターの櫻井翔さんも「僕も思いました! 目がキラキラしていた」と語っていた。制作統括の加藤英明さんも「あんな女性司会者は初めて見ました。あんなに緊張を感じさせない方は初めてだと思います」と驚いていた。
引用元:YAHOO!ニュース
では、ご本人はどうおっしゃっているのでしょうか。
以前「私は緊張したことがない」と話していた橋本。この日も「緊張していない」と言い、「まだ本番になってないので、明日スタートしてNHKホールの、お客さんが満員の姿を見るともしかしたら緊張するかもしれません」。そして「昔から松任谷由実さんが大好きと言っているので、生でお会いするのが凄く楽しみ」と期待した。
引用元:スポニチアネックス
リハーサルとは言え、やはり緊張されていないようですね!
というか、緊張がどうのというより、「楽しんでいる」感じが伝わってきます。
それでは、肝心の本番はどうだったのでしょうか。まずは視聴者の方々の感想から・・。
紅白の司会の橋本環奈めちゃくちゃ最強だなあ 緊張してない肝の座りっぷりとハキハキ喋るから聞き取りやすいし歌のパフォーマンスにも躊躇無いし 根明の陽キャ感すごい 来年も橋本環奈がいい!
引用元:https://twitter.com/nawochamn/status/1609905214676684800
橋本環奈が若干23歳にして紅白の司会を卒なくこなし、郷ひろみとリンゴ殺人事件をデュエットし、あげくディズニーを歌い踊っていた。とんでもない才を持った人なんだと思った、やはり人の世に出てくる人はずば抜けている。僕が23歳であの場に立たされたら緊張で小便を漏らしているだろう。
引用元:https://twitter.com/Mmp6Mm/status/1609403044655140865
確かに、橋本環奈さんこの時点で23歳なんですよね・・。信じられないですね!
橋本環奈ちゃん本当に司会進行が上手い!! 紅白の司会初めてなのに全く緊張が感じられず自然体。凄い
引用元:https://twitter.com/4A_Happy_Yuzu/status/1609178174583373824
本人でない限り、実は緊張していたのかどうかは分かりませんが、見ている限りでは緊張感からくるぎこちなさや固さのようなものは一切感じられなかったという方がほとんどのようです。
他の芸能人の方々や、プロのアナウンサーの方からの感想も気になるところです。
生田斗真:橋本環奈の紅白司会を絶賛「すごかった」 フジテレビ軽部アナは「うちのアナウンサーになって」 #生田斗真 #橋本環奈 #湯道 @yudo_movie https://t.co/jix64qyDhC
— 毎日キレイニュース (@mainichi_kirein) January 26, 2023
橋本環奈さんと同じ福岡出身で、数々のテレビ番組などでMCを務めている博多大吉さんは、とあるCMの記者発表会において、やはりそのクオリティの高さを絶賛されています。
大吉は「あの紅白を見てからは、競おうとは思わないです。思うほうがバカだと思います」と白旗を上げ、華丸は「(同じく福岡出身の)郷ひろみ先輩よりも目立っとったもんね」と舌を巻いた。
引用元:WEBザテレビジョン
実際、橋本環奈さんご本人はどういう心境だったのでしょう。
番組が始まると、大泉さんから「緊張はしてないんだよね?」と聞かれた橋本さんが「へへへしてないですね」と照れ笑い。結局、本番が始まっても、緊張はしなかったようだ。
引用元:YAHOO!ニュース
本人が緊張していると、見ているこちらも
「大丈夫かな・・」
と同じように緊張してしまったり、不安になったりするものですが、橋本環奈さんの場合は視聴者の方々をはじめ、周りのスタッフや出演者たちにも安心感を与え、楽しませてくれるというものだったようです。
あの紅白歌合戦の、しかも初めての司会で緊張しないとなると、他の何で緊張するんだろう、と思ってしまいますね。
それにしても、なぜ橋本環奈さんはそのように大舞台であったとしても緊張しないでいられるのでしょう!?
橋本環奈が緊張しない理由とは?そのメンタルについて知りたい!
橋本環奈さんが緊張しない理由について、ご本人が語っている記事等は見当たりませんでした。
ですので、ここは私の考えというか、推測なのですが・・。
橋本環奈さんは、基本的にやりたいことを楽しみながらやっている。だから緊張しない。
自分の好きな、やりたいことをやっている時って、変に緊張しすぎるということは無いと思うのです。仮に緊張があったとしてもそれは、
「いっちょうやったるか!」
といういい意味でのことが多いのでは、と。
ウィキペディアによると、橋本環奈さんのデビューのきっかけは
「テレビに出たい」
と思ったこと、そして
「ステージに立つのも楽しそうだな」
と、自分の意思で、自分のやりたいことをやっている、という感じなんですよね。
2007年(小学3年生当時)、「テレビに出たい」と思い、母に頼み福岡の芸能事務所「アクティブハカタ」に所属する[16]。初めは地方CMの仕事が中心だったが、ステージに立つのも楽しそうだなと思い、2009年、事務所運営のダンス&ボーカルユニット「DVL」に参加する[17]。
引用元:Wikipedia
自分がやりたいことだから、楽しいし、没頭できるのではないでしょうか。そのように全力でやっているうちに自信もついてくるし、人からどう思われるか、ということもあまり気にならないのでは、と思うのです。
そしてそれはデビュー当初だけの話ではなく、今日までずっとそういうスタイルでやってこられていると思うんですよね。
冒頭にありましたが、2022年末の紅白歌合戦のリハーサルの様子について、櫻井翔さんが橋本環奈さんについて聞かれ、緊張どころか
「目がキラキラしていた」
と語っていたそうです。絶対、ワクワクしながら楽しんでやっておられると思うのです。
そういう彼女だからこそ、自然体で安心して見ていられる、と視聴者の方々からも好評なのでしょう。
緊張したことが無いわけではない!?橋本環奈の「緊張」エピソード!
とあるインタビューで、高校生からの悩み相談に橋本環奈さんが答える、というやり取りがありました。
その高校生は、人前で緊張して声が震えたり、頭が真っ白になってしまったりしてしまう、との事。緊張をどうやって乗り越えていますか、との質問に対しての橋本環奈さんの回答は・・。
まず伝えたいのは、緊張は決して悪いことではないということ。大勢の前で自分の持てる力を精一杯出したいと、真摯に考えてるからこそ緊張します。(相談者は)優しい人柄だと思います。
引用元:高校生新聞オンライン
「私自身はどんな場面でも全然緊張しないタイプ」
と言い切った上で、それでも程よい緊張感はすごく大事だと考えているそうです。なのであえて意識的に緊張感が増すように自分を追い込むようにしているのだとか。
そして、こう続けています。
「すごく緊張しい」な方は、緊張をなくそう、ゼロにしようと焦るのではなく、緊張とどれだけ共存できるか考えてみてください。深呼吸して気持ちを整えるとか、人前に慣れるようにするといった、緊張していても普段のパフォーマンスができるメンタルコントロールを身につけ緊張する場を晴れの舞台と捉え楽しみましょう。
引用元:高校生新聞オンライン
本当に橋本環奈さんが緊張することとは無縁の人生を送ってきたとしたら、
「緊張してしまうんだけど、どうすればいいのか」
という質問には答えられないのではないでしょうか。なぜ緊張するのか理解できないでしょうし、それについての対処法も思いつかないはずです。
この高校生の方に対する回答そのものが、きっと橋本環奈さんの「緊張」に対する考え方なのでしょうし、実際、そのようにして乗り越えて来られたのだと思います。
それでは、具体的にどんな緊張する出来事があったのでしょうか。数少ない橋本環奈さんの「緊張」エピソード!!
福岡ドームで開幕戦の始球式
「たぶん、最初に私が生きてきて緊張を味わったのが始球式でしたね」と、6年前に経験した公式戦開幕セレモニーの始球式を挙げた。
引用元:ETALENTBANK
観客席がびっしり埋まっていたというのもあるようですが、何より
「自分の分野ではない場所に立つということ」
が、緊張した一番の理由のようです。橋本環奈さんほどの人であっても、普段とは全く異なる環境での経験というものは、やはり気楽にとはいかないのですね!
初めての舞台が帝国劇場での上白石萌音とのW主演“千と千尋の神隠し”
2022年春~夏にかけて橋本環奈さんと上白石萌音さんのダブル主演での「千と千尋の神隠し」の公演が行われました。
上白石萌音さんは舞台での経験豊富で、事前の評価も高いものだったのですが、ダブル主演のもう一人の橋本環奈さんは舞台自体が初めてにもかかわらず主演、しかもおそらくめちゃめちゃプレッシャーがかかりそうな帝国劇場での公演、そして嫌でも演技の評価を比較されてしまうその相手は上白石萌音さん。
普通に考えると、到底受けられない仕事では・・と思ってしまいます。
「今まで自分は緊張しない人間だと思っていましたが、ここに立って初めて“緊張”というものを感じています」と告白し、共演の上白石を驚かせた。
引用元:WEBザテレビジョン
いや、さすがにそれはそうですよね!!
ですがこのお二人のダブル主演による“千と千尋の神隠し”、大好評の中、千秋楽を終えたそうです。
橋本環奈さんもそうだと思うのですが、どんな世界でも成功したり一流になる人って、基本的にそのこと自体を好きなんだと思います。
好きだからこそ、没頭できるし、多少イヤな事や辛いことがあったとしても乗り越えられるし、やっていて楽しいんだと思うのです。他人の評価も気にならないわけではないかもしれませんが、それは二の次であって、基本的には自分の気持ちがどうなのかが重要なのでしょう。
橋本環奈さんのように、必要以上に人の目を気にしすぎず、自然体で、自分のやりたいことを楽しんで生きていきたいな、と今回も学ばせていただきました。
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